琉球紀行

琉球歴女プニが、琉球史を中心に綴ります。

2019-01-01から1年間の記事一覧

小説 一炊の夢 ‐琉球戦国哀史‐

『小説 一炊の夢 ‐琉球戦国哀史‐』 東風文夫 前回の方沖で、那覇メインプレイスの球陽堂書房(くまざわ書店)を初訪問してみたところちょっと変わった本が。自費出版っぽかったから逃すと見つけるのムズカシイだろうなー。と即購入。 (おっと。ちょっくら検索…

御冠船踊と組踊「執心鐘入・銘苅子」 

御冠船踊と組踊「執心鐘入・銘苅子」 2019.10.4/5 国立劇場おきなわ 野外公演 特設御冠船舞台 本格的に組踊や琉球舞踊を生で見るのは初めて。 ここ最近組踊300周年で話題だったこともあって、 組踊展に行ったり 琉球伝信録を観に行ったり 思五郎が行くを読ん…

琉宮城の姫君

琉宮城の姫君 (小説すばる10月号 掲載読み切り中編) 滝沢志郎 あらすじ 大正時代の沖縄。東京から沖縄に赴任した教師(吉永光太郎)は、ある事情で学校を去ることになる教え子(高良倫子)から「宝探し」を依頼され、同僚の女性教師(渡名喜千代)と宝探しに出かけ…

思五郎が行く

小説 "琉球劇聖” 玉城朝薫 思五郎が行く 上・下 世並岳生 著 『 百十踏揚』、『思五郎が行く』と読んで、3冊目の世並さんの小説。 小説なのか研究書なのか時々わからなくなるいつもの語り口は健在。 (これはこれで背景知識もしっかり身に付くからいい部分…

三山~第一尚氏~第二尚氏創成期 に興味を持ったら

「現代版組踊 肝高の阿麻和利」「琉球のユウナ」「刀剣乱舞」などから、 これらの背景【三山~第一尚氏~第二尚氏創成期】に興味を持った方向けに、 この時代を知るのにおススメの本やサイトを紹介します。 読みやすさ度を 超入門(イラストや写真が豊富で、…

おススメの本【通史編】 琉球史に興味を持ったら

琉球史に興味を持ったばかりの方に向けて、琉球史全体の流れをざっくりと知ることが出来る、おススメの本をまとめています。 読みやすさ度を 超入門(イラストや写真が豊富で手軽に読めるもの) 入門(初心者向けだが、超入門よりも内容が活字>イラスト) …

琉球史の本が買えるお店【首都圏編】

琉球史をやっていると直面するのが、本探しの壁。 要するに欲しい本が手軽に見つからない…ということです。 当然近所の書店にも無いし、Amazonにも無いなんていうこともしょっちゅう… 沖縄県外在住の私は、琉球史を始めたばかりの頃はどこに行けば琉球史の本…

琉球王国を導いた宰相 蔡温の言葉

今朝読了したのがこちら。 琉球王国を導いた宰相蔡温の言葉 (ボーダー新書) 作者: 佐藤亮 出版社/メーカー: ボーダーインク 発売日: 2016/03/01 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る 琉球王国を導いた宰相 蔡温の言葉 佐藤 亮 ボーダーインク 単行本…

【首里城】美福門&継世門

先日御内原の訪問レポをUPしましたが、 今日はその第2弾。 美福門と継世門について。 前回のと記事を分けたのは、 美福門はこの2月から公開開始の新エリアに含まれますが、 前回のレポで紹介したのは有料区域。 美福門は無料区域です。 継世門は実は以前か…

首里城新規開園エリア【御内原】

首里城で今年2019年2月1日から一般公開が始まった御内原に先日行ってきました。 御内原は言わば首里城版大奥、王妃や女官たちが生活した空間。 首里城正殿の裏にある階段を降りると御内原へつながっています。 正殿の裏はこんな感じ。 表側より光沢が抑えら…

琉球史関連施設 休館日・開館時間一覧【那覇編】

最近ちょくちょく沖縄に足を運ぶようになった私ですが、 旅行日程を決めたり、プランを立てる際にややこしいのが「休館日」 曜日をミスしてしまうと、お目当ての施設が空いてない(-_-;)ということになってしまいます。 いつも行きたい場所のHPを一つ一つ検索…

ブログ移転 & 再スタート

こんにちは! 琉球歴女プニです。 Twitterではちょくちょく呟いていましたが、blogは4年程前から殆ど更新できないままになっていました この数週間で表のほうも一段落しまして、少し長めの記事もまた書きたいなという思いが出てきたので、久しぶりにブログを…